今、NHKの大河で紫式部「光る君」をやっていますね(^^♪
「光源氏」しっかり読んだ事ないんですが
紫式部の事を知らなさ過ぎました。
1000年経っても、読まれる小説なんてすごいですね!!
式部は結婚3年で夫を失いシングルマザーだったことも知りませんでした。
とにかく、NHKの英雄たちの選択と言う番組で、
藤原道長に才能を見いだされ、道長の娘の文学の家庭教師みたいな存在となります。
才能もあって、苦労もしていないかと勝手に思っていましたが
シングルマザーで、親は地方勤め中、才能があることが分かると
宮中でのひがみなどの理由で人間関係がややこしい・・・
どんなすごい人間もいろいろあるんですね・・・
もともと、紫式部は女性が権力の道具となっていることや、
恋さえも政治の道具にされる平安時代、男性の後ろ盾を失った女性が生き抜くことの辛さや迷いを、登場人物の女性たちに託して物語に描きたかったところに、
道長が自分の娘を主人公にしろ!!!なんて、言ってくるんだそうです。
政略結婚はありそうですが、かなり恵まれた家系に生まれた人間を主人公にすると
書きたい内容(女性の憂いや、この世の儚さを描けるか・・・・)と
悩みます。
そこで、この番組!面白いのが、自分が紫式部ならその申し出を断るか!!否か!!!
って、選択させて、その理由もお話しするんです。
史実としては、その申し出通りに主人公として「光源氏」を書きます。
面白いのは、その参加者の選択理由です。
一人目は、断る(現代なら道長の後ろ盾もいらないし、殺されないから)。
二人目は、断らない(紫式部ほどの才能があれば、だれを主人公にしようとも、
二十構造で、本当の真意を隠しながら(道長に)、描きたい事をかけると思うから)
三人目は作家さんでしたが、断わらない(作家活動していて思うが、作品は自由。主人公が
決まっていても、他は自由なら、何でもかける)
四人目は、断らない(歴史は先例に倣う事が多い。紫式部は確実に道長の政治的戦略を理解していた。自分の書いた物語によって、そのような方向へ導かれる、そんなシナリオをかけるかと思うと、
書きたい)
とのことでした!
めっちゃ、目から鱗~♡
二人目の意見カッコよすぎますし、
四人目の方の、政治的役割があったことや、
それを活かしていた藤原家恐ろしいと思いましたね。
実際、一条天皇に長女の彰子を嫁がせれましたしね。
この一条天皇と一条天皇は彰子と8歳差がありましたが、
光源氏と紫の君(若紫)は8歳差です・・・
そんな時代から、
人の心がそうやって操作(刷り込み)出来る事を知っていたのですね。
my narrative
my narrative ナラティブとは「物語」。 物語の語り手は自分。自分自身が「物語」=「人生」の主人公となり、またその物語は完結せずに変化(進化)し続けます。
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